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「雇用契約」と「業務委託契約」の違いについて

雇用契約と業務委託契約

まず基礎的な知識として「雇用契約」と「業務委託契約」には大変な違いがあります。雇用契約というのは、「労働力の時間売り」の契約です。

契約者の時間を「今月は170時間」という風に拘束します(完全フレックスの場合、日に8時間計算となりますが、今日5時間で明日が11時間ということも可能です)。契約者は拘束された時間内であれば「あまり仕事をしなくても、拘束した時間分の給料を払う」事が雇用者には架せられています。だからこそ雇用者は仕事をきちんとさせるためには、「クビにするぞ」と労働を強制するわけですが、あくまで将来の事であり、雇用者は雇用契約した者の今月の時間を拘束したなら、その分の雇用代金は払う必要が有るわけですね。

一方、「業務委託契約」というのは「仕事の結果に対しての成果報酬制」の契約です。時間の拘束はありません。仕事の結果が10万円のものなら、10時間かかったものでも、1時間で終わったものでも10万円です。そして、納期までに結果がでなければ、何時間かかったものだろうと成果としては減額またはキャンセルされることが普通です。また、そういう納期を守れない業務委託契約者には、次の仕事は頼みません。それで終わりです。

「業務委託契約」というのは「自由に見える一方で、非常に厳しい」労働体制です。考え方としては、オーナー経営者がサラリーマンを見て、「サラリーマンはいいねぇ、会社に通っているだけで、給料が貰えるんだから。」と嘆かれるのと同じです。そういう意味では本当に在宅で仕事をされている人は「家事育児の合間に仕事じゃなくて、仕事の間に家事育児をしなきゃならない」ほど厳しい世界でもあります。